こけっ耕日記 ロゴ
4月5月6月、7月、 8月
2004年9月
30日
畳じゃなくて良かったー 昨日の台風、今年来た台風の中で一番強かったです。我が家の真上を通っていったみたいです。

といっても、まだまだマシなほうだと思っています。
養鶏場のほうは被害はなかったのですが、最後に残った1枚のたんぼが全員お辞儀をしてしまいました(^^ゞ

何はともあれ目立った被害がなく、ホッとしています。
29日

今日は、息子の丞にとって特別なお客様がやって来ました(^ー^)

丞と同じ日に生まれた宮路 ななちゃんです。彼女のお母さんは後継者クラブ「季楽里」の元メンバーで結婚して一家で水口に住んでいます。

まさか同じ日に生まれるとは思ってなかったので不思議な縁を感じながら彼らを見てしまうのは親たちだけでしょうか?

この子達が大きくなるころはどんなクラブになっているのでしょう。
それも今の私たち次第、って事ですよね。
赤い糸?
28日
ほんのりピンク 配達の途中、ふと蕎麦の様子を見に行ったらもう花が咲いていました。
種まきからまだ25日しか経ってないのに・・・やっぱり蕎麦は早くできるものだなあと感心しました。

近づいたら、花のおしべや蕾が薄いピンク色になっています。真っ白と思っていたので以外でした。まだこれからどんどん花は咲き、あの不思議な形の 実をつけます。
27日
夏に収穫しておいたジャンボカボチャ。農場に飾っておいたのですが、もうそろそろ腐りそうなので、鶏たちに食べてもらいました。

品種は ”アトランティックジャイアント” というこのカボチャ。うまく作ればとてつもない大きさになります。大きさを競うコンテストも盛んですよね。
今年は、あまり大きくならなかったのですが、以前、畑から持って出せないくらい大きく作ったこともあります。

このカボチャ、大きいだけで人間には美味しくありません。が、鶏たちには ”ご馳走” で一瞬にして群がってきます(^ー^)
一心不乱
26日
どばーっ 天気予報は「雨」でしたが、持ちそうなので急遽稲刈りの後半、まだ残っている田の稲を刈りました。

日常作業の合間、天気を気にしながらタイミングを計っていたところだったので、3反だけでしたが刈り取れました。

秋はホントにお天気仕事だと思います。どんな仕事でもそうですが、何でも優先順位があり、他の作業との兼ね合いを考えて、柔軟に対応することも大事です。計画通りにはなかなか行きません。

それでも、うまくいくと 「それ見ぃ、やっといて良かったやろ」 と一人満足するのです。・・・自己満足・・・(^^ゞ
25日
友達の瀬尾養蜂園の蜂の引っ越しのお手伝いに行ってきました。
富良野から帰ってきた蜂群をこっちの蜂場にもどす作業です。

年2回、恒例行事となったこのお手伝い。春は10tトラックに目一杯載せていく作業でしたが、秋の今回はその逆。目一杯積んである蜂箱をそれぞれの蜂場に散らばらせていきます。
そして、閉じこめられていた蜂を解放して作業終了となります。

写真は、蜂箱を解放している姿です。カッコいいと思いません?
暴れないように煙をかけてから
24日
うまれたてのひよこだよ 今日、2000羽のひよこ達がやって来ました。

前日まで準備してきた育雛舎(ひよこのおうち)に無事に入りホッとしたのも束の間、床暖房のボイラーの調子がよくありません。お湯の温度が上がりっぱなしなのです。

メーカーに連絡し見に来てもらいました。制御の基盤が壊れているので交換とのこと。2、3日かかると言われました。

しばらく目を離せません。まだ夜温がそれほど低い時期でないので良いのですが、もしボイラーが止まるようなことになると産まれたばかりのひよこ達は死んでしまいます。2〜3時間おきの見まわりが欠かせません。・・・夜中でも(T_T)

ちょっとどきっとした、1日でした。
23日
この前はおにぎりを撮ったので、今日はたまごかけごはん。

新米独特の、ツヤツヤ感を出すのが難しく、まだまだ試行錯誤の状態です(T_T)
頭の中ではイメージはできあがってるんです。「炊きたてのホカホカご飯に新鮮なたまごをポトリ」

修行はまだまだ続きます。
大きくなります
22日
季節はずれ すっかり忘れていました。

何かって?すいかです。お盆前に収穫して今まで・・・
あまり出来の良くない物を、あとで鶏たちにやろうと思って倉庫にしまっておいたまま、ひと月以上も過ぎてしまいました(^^ゞ

・・・結構実はしっかりしていました。ちょっとかじってみましたが、全くおいしくありませんでした(T_T) ←あたりまえやん
21日
ご存じかまきりです。この時期頻繁に現れます。

地味〜で小さい体は♂のしるし。この地味さが、夏の終わりを告げているように感じるのは僕だけかな?どことなく寂しさがにじみ出てますね。もうすぐ、大きく立派な♀に食べられてしまうからかな?

ふと秋を感じたひとときでした。
昼時にひょっこり現れたヤツ
20日
ねらい打ち 今週の金曜日にひよこがやって来ます。

その準備のため、ひよこ用の育雛舎を掃除しています。まず、出ていったひよこ達が残していった糞の掃除から始まります。
きれいに除糞したあと、掃き掃除。それから水洗となります。

生まれたての、抵抗力のないひよこ達が住む鶏舎なので、徹底的にきれいにします。新生児と同じ、はじめが肝心です。
写真は動力噴霧機、ガンの形で鶏の羽根や小さな虫までねらい打ちです。
考えたら鶏舎の中で一番きれいに掃除するところがこの育雛舎かも。

仕上げは消毒液を噴霧します。
19日
答えはこれ!

そう、オクラです。この品種は莢だけでなく茎も葉脈も赤の色素がでた珍しいもの。もっとも茹でたら緑に戻るのですが・・・

横に普通の緑のオクラを植えたのですがそっちはいつも通りに収穫しました。なぜか勝手に筋肉質のこの赤オクラ、道行く人(農家)の注目の的?です。
観賞用?赤オクラ
18日
巨大な葉っぱ 何でしょう?

牧が畑で栽培しているものです。思っていたよりもかなり巨大化したようです(^^ゞ背丈は約3メーターくらいあるでしょう。
牧いわく、「肥やりすぎたかも・・・」
って、どれだけやったん?

食べるものなのです。が、大きくなりすぎたために、収穫も大変なようです(T_T)
牧はリースの材料にすると言っていました。
17日
ちょうど二週間前に播いた蕎麦の芽がこんなに大きくなりました。

蕎麦の茎は赤くてひょろっとしてるのが特徴ですね。周りの雑草と共に元気に育っています。
今年は、去年の教訓から、子供達にも草取りをしてもらうことにしました。各エリア、少しきれいになっていました。

心なしか去年より出来がよいと思います(期待?)
赤い茎
16日
塩おむすび 新米の”おむすび”です。

固めに炊いたご飯を塩だけでおむすびにすると新米の甘さがさらに引き立ちます(^ー^)

一年に一回のお楽しみ。丹精込めた作物を口に入れる。
当たり前のことですが、とても幸せなことだと思います。顔が思わずほころぶ瞬間ですV(^0^)
15日
今日は籾すり作業。

刈り取った籾を乾燥機で乾燥させ、玄米に仕上げていく皮むき作業です。
25%あった水分をを15%まで乾燥させた籾は面白いようにむけていきます(^ー^)
ドンドンできあがってくる玄米袋、それを計量して縛る作業。これが結構追われてしまう作業です。
積み上がった袋を見て、気分よく仕事を終えました(^ー^)
袋詰め
14日
縦型の大型ミシン すいか作りのコンテンツに登場した、中田園芸には利助の農場から毎日出る
副産物=鶏糞を卸しています。折しも秋野菜のシーズン、飛ぶように売れる?
らしくこちらの鶏糞の袋詰めもまるで日課のようになります。

何十年と使っている年季の入ったミシン、毎回油を差して大事に使っています。
もともとホコリの多い農場のこと、機械の手入れは欠かせません。
嫁は機械に疎くすぐ、「動かへんくなった〜」とSOSを出しますが、ホントにちょっとしたコツで機械は機嫌良く働いてくれるのですから・・・。
13日
刈り取り2日目

今日はスムーズにいきました。
と言いたいところですが、今日は乾燥機が詰まってしまいました。原因は、籾を投入する時にいっぺんに入れすぎたこと。「さあ食え、いっぱい食え」で、喉を詰まらせたような感じです(^^ゞ

弟も少しは作業に慣れ、二人三脚で順調に刈っていきます。
これで我が家の稲刈り半分が終了しました。
一服(休憩)のワンショット
12日
しっかり実の入った籾 満を持して我が家の稲刈りを始めました。

今年、新たに購入したコンバイン(といっても中古)。籾を煙突のような管で直接軽トラに乗せた大きな袋に入れられるとっても便利なものが付いてる機械です(^ー^)
が、刈り取りを始めた途端コンバインの刈り取り部の大事なチェーンが切れ、修理。スムーズな滑り出しとは行かなかったですが1日目が終了しました。
ちなみに運転は今年初めて米作りに参加した弟です。
11日
餌が詰まったタンク 飼料タンクです。
ほとんどの養鶏場にはこれがあるのですが、うちも例にもれず、です。

左の全形写真・・・後ろに自家配合の餌を作る倉庫があり、二階の屋根までの高さがあります。前のパイプは高所鶏舎まで伸びていて自動給餌機に運ばれます。湿気の多い時期は水分を含み、これが塊になって、詰まったりするので困ります。

で、右のように外から叩いたりするわけです(~_~;)
気休めですが・・・
叩いています
10日
今日お昼前、停電がありました。

僕は田んぼにいたのですが、たまたま鶏舎のほうに目をやった瞬間、突然近くの電信柱から火柱が上がりました。ビックリしたので、慌てて戻ってみると、やっぱり停電してました。
すぐに関西電力に電話して、補修に来てもらいました。小一時間ほどで復旧しましたが、集卵機や鶏舎に餌を運ぶライン、給餌機・・・あらゆるものが止まりもし長時間だったら。影響は多大です。

電気が来ないと、仕事が出来ないことをあらためて感じた日でした。
電線がちぎれました
9日
新しい環境に慣れさせます
大雛(だいすう)約2000羽を涼しくなった夕方、移動しました。

1キロあるかないかのまだかわいい鶏を各ケージに3〜4羽ずつ入れていきます。
このとき白い「さくら」を赤い「もみじ」に混ぜて入れるのです。
性質がおっとりした雛の中に、好奇心が旺盛で覚えの良いヤツを入れて覚えさせる、といった意図があります。
この場合「さくら」がそのリーダーの役目を果たします。人間も鶏も一緒ですね。

約3時間ほどで無事に引っ越しは終了しました(^ー^)
8日
今日は稲刈り!!・・・という訳ではないんです(^^ゞ

大型コンバイン(稲を刈り取る機械)のデモンストレーションです。隣の田んぼの農家と一緒に声をかけて、機械屋さんに来てもらいました。

正直僕、こんなに大きな機械は乗ったことがなく、とても興奮して乗りました。
結果、今使っている機械と、すべてにおいてあまりにも違いすぎる・・・
北海道でも通用する機械だから、当たり前なのですが結構カルチャーショックを受けました(T_T)

さらに、追い打ちをかけるように 「ドイツの高級車が軽ーく買える位のお値段だよ」 と機械屋さんの言葉。
今日は、良い夢を見させてもらいましたm(__)m
いくでー
7日
蕎麦の双葉が出ました。 今日一日、晴れてはいるけれど蒸し暑く強風が吹き荒れる空模様。夕方からは雨も強くなり、台風接近を身をもって感じました。

そんな中、この3日に小学生達と播いた蕎麦の芽が出ました。

土がしっかり湿っていたのと台風でかんかん照りは免れたため、条件は良かったみたいです。台風の風で、種が飛んでいってしまってないかと心配してましたが、芽を切った(芽を出すの意味)のを見た時は、ホッとひと安心しました(^ー^)

これからぐんぐん伸びて、たくさんの花が咲き、たっぷりの実ををつけて欲しいですね。期待してるで〜
6日
初めての保育園、週末は遠出、と赤ん坊にとってもハードな日程だったのか
息子が熱を出しました。青鼻が止まらず少し咳も出ます。
今日は午後から保育園から電話があり、お迎え。病院行き。

家でゆっくりしてよな、と帰ってきたのに「かさこそ」と動きだし、ちっともじっとしてません。また熱が高くなるよ〜(^_^X)
赤ん坊は寝てるか遊んでいるか食べているか、その三つしかないように思うのは私だけかなぁ?外のほうを網戸越しに見つめる姿を撮りました。台風の影響か蒸し暑い風が吹いてます。

早く直してまた友達と遊ぼな。
〜おんもへ出たいと待っている〜
5日
お参り 今日は義母の四十九日。三重県の津に行ってきました。

何事もなく、無事にお墓に入られました。安らかに眠って下さい。

そんな中、地震が起こりました。進度4とのことですが、長い時間揺れでていたので、少々不安になりました。幸い被害らしいものはなさそうです。明日の朝、もう一度見回りをしてみます。
台風18号も、向きをかえてこちらに来そうな予報。今年はホントにおかしな天候ですね。
4日
今日、先草刈りしたばかりの畑をチラッと見たら土寄せしたばかりの落花生が殻だけあちこちに散乱しているではありませんか!
・・・カラスです (▼、▼メ)

柔らかい生のピーナッツ、そりゃ美味しいだろうが、そうはいくか!
とすぐ死んだカラスを畑に吊り下げました。とたんにいつもの見張り台のカラスが他に教え、しばらくぎゃーぎゃー騒ぎます。

「人間ってひどい」と言っている様に聞こえますが、「泥棒!カラスのご飯作ってんのとちゃうし〜もう来んなよ」と言い返しながら草取らない方がいい時もあるなあ、見つからんし。と考えたりしたのでした。
せっかく実が入ったのに・・・
3日
丁寧に播いていきます 季楽里の食農事業、地元の小学生との蕎麦播きがありました。

暑い中、6年生の児童約40名が自分の受け持ちの場所に種を播いていきます。蕎麦の種を初めて手にした子がほとんどでした。

柔らかな泥の中長靴が面倒になって裸足になる子、カエルに驚く子、また黙々と種に覆土する子。それぞれが個性豊かに体験してました。

この土の感触を忘れないでね。

10月に花が咲き、11月には収穫です。
2日
6月に農場にやって来たひよこたち、66日経ちそろそろ引っ越しです。

今日はその引っ越し先、3棟ある「大雛舎」の掃除をしました。

まず積もった鶏糞をボブキャット(鶏糞運び専用)で鶏糞ハウスに移し、動噴(動力噴霧器)でえさ箱やその周辺、その他をざっと洗います。ひよこが気持ちよく
過ごせるよう環境を整える、掃除も大事な仕事です。

ボブキャットが何度も行き来するうち草が潰され鶏糞と混ざり堆肥のように柔らかく良いにおい(゚〜゚)になってしまいました。雑草にとっては格好の環境、ここの草刈りがしょっちゅうになるはずです。
鶏糞は速効性の肥料ですから・・・
1日
穏やか〜な湖面 今日のびわ湖はとても穏やか。
台風の時の、荒れ狂った表情からは想像できないくらい静かでした。

台風一過の爽やかさはなく、じめじめした日でしたが
最近朝晩は涼しくゆっくり休めて助かります。やっぱり”秋到来”です。

午後から少し時間がとれてコンバインの中古を見に行きました。
もうすぐ刈り取りなのに調子が悪いため、いよいよ買い換えを、と思っています。中古とは言っても機械は高価なもの。つくづく農家は儲からん
と感じます。
ハード面を揃えると仕事までもうまくいく気になるのは私だけではないはず。気持ちよく能率良く仕事するのも大事だけれど、「もとで」があって今あるのだと、忘れないよう大事に使わんと、と思いました。

ちょっとまじめになってしまいました(^^ゞ

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