お知らせ |
|
7月9日の朝、いつものように農場に行き、餌を混ぜ、鶏たちに餌をやったりと、朝の作業をこなしていました。
その後、たまごを集めてパック詰め等の作業をしている時、親父が「いつもより多めに鶏が死んでいる」と言いました。心配なので、作業が終わってから見に行きました。
現在、その群は130羽おり、次の月曜日に出荷予定の老鶏たちでした。そのうち、10羽が同じ日に死亡していました。
とても暑い日、熱射病によって一気にたくさん死ぬことはまれにあります。しかし、前日からこの日にかけては暑くなかったので、その可能性は無いと判断しました。
「すると、何だろう?」不思議に思ったので、親父と二人で解剖してみました。すると、卵墜(らんつい)をおこしている鶏たちが目立ちました。
しかし、なにか釈然としません。最悪、鳥インフルエンザの可能性も頭をよぎりました。正直不安で、少しの間考え込んでしまいました。
実は、この群、前の週から産卵率が落ちていました。5日、たまたま別件で来られていた家畜保健所の方に相談をしていたところだったのです。簡易検査で「鳥インフルエンザは陰性」の連絡を受けてはいました。でも、あくまでも簡易検査・・・
考えていても仕方がないので、再度、家畜保健所に相談しました。
休みの日の夕方にもかかわらず、快く診察しに来て頂きました。採血をして、もう一度しっかり検査してみるということで、その日は帰られました。
即日、簡易検査は陰性、との回答を頂きましたが、本検査にもまわします。結果が出るのは数日かかる見込みとのこと。
祈るような思いでした。その日はなかなか寝付けませんでした。 |
|
数日後、家畜保健所から、「鳥インフルエンザも含め、いろいろな病気の可能性を考えて、検査しました。結果、ロイコチトゾーンです」との連絡を頂きました。
ここ数日間の緊張が一気にほぐれた瞬間でした。
茨城県での弱毒ウイルスによる鳥インフルエンザがあって直後のできごとだった為、最悪の結果がどうしても頭から離れませんでした。生きた心地がしませんでした(T_T)
何はともあれ、病名が分かったので対策も立てられます。 |
|
|